秋の不調には秋野菜「南瓜・さつまいも」!~服薬指導で活かせるワンポイントアドバイス

この記事を書いた人

秋吉 佑美(あきよしゆみ)

薬剤師
岡山大学薬学部 総合薬学科卒
料理栄養研究家、マクロビ上級

すっかり秋めいてきて、朝も涼しくなってきた今日この頃。 体調を崩されている方も多く見られます。 喉にきている患者様も多いのでは? そんな不調や、季節の変わり目のゆらぎ肌のケアのためにもしっかり食べていただきたいもの。

それが今の時期にある、「秋野菜」です。
今の時期であれば、「南瓜」「さつまいも」などのお芋系がよくお店にも出ていますよね。

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粘膜を強くしてくれるビタミンAを含む「ほうれん草」や「人参」。そして、ビタミンCを含む「さつまいも」や「じゃがいも」。また、血流をよくして、お肌をツヤツヤ、内側からあふれるようなポッとしたほっぺにしてくれるビタミンEを含む「南瓜」。

これらが旬の今、積極的に摂取することをオススメするのも良いでしょう。 

ビタミンCは「水溶性ビタミンC」とも言われ、摂取しても外に流れやすいビタミン。 そして熱に弱めなのです。 しかし、「さつまいも」のビタミンCは「熱に強い」と言われていて、加熱しても壊れにくい。

「じゃがいも」も皮付きのままであれば、ビタミンCの減りが少ないと言われています。 この時期であれば、「南瓜の煮物」でほっこりしたり。がっつり食べたいときには、フライや天ぷらにしたり。

美肌に導くためには、ビタミンのA、C、Eを一緒に摂取するといいと言われています。
蒸したじゃがいもやにほうれん草を和えたり、さつまいもご飯を合わせてみるといいかもしれませんね。

私は、さつまいもでお味噌汁を作ってみました。

さつまいも みそ汁

ほっこり温まりますので、この時期におすすめです。 粘膜を保護して、意識的にビタミンを摂ると、風邪もひきにくくなりますよ。

夏の疲れを持ち越している患者様に! ぜひ、服薬指導の際にお伝えください。 患者様も喜んでくださると思います。

この記事を書いた人

秋吉 佑美(あきよしゆみ)

薬剤師
岡山大学薬学部 総合薬学科卒
料理栄養研究家、マクロビ上級

宮崎で生まれ、岡山、大阪で過ごし、宮崎にUターン。
薬剤師の仕事をしながら、栄養学に興味をもつ。
「私たちの身体は食べたもので出来ている」ということを日々の食生活で実感。
薬ではなく、食事で心と身体の元氣を伝えていきたいと思い2014年からブログを立ち上げている。
朝時間.jpにて朝美人アンバサダー兼任。
美容雑誌MAQUIAにて「チーム美セレブ」としても活動中。
薬剤師をしながら、栄養指導やレシピ制作を行っている。

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