夏の体力低下に注意!その予防法とは?

この記事を書いた人

秋吉 佑美(あきよしゆみ)

薬剤師
岡山大学薬学部 総合薬学科卒
料理栄養研究家、マクロビ上級

梅雨もあけ、暑い夏の到来!
これからの時期に気をつけたいのが、「暑さによる体力の低下」です。

暑さにより、身体にだるさがでたり、食欲が低下してしまったり。
疲れがとれないなど。

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患者様の中でも、スタッフの中でも、このような症状がでている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

自律神経の乱れも関係すると言われています。

暑いからといって、冷たいものを取りすぎていたり、お風呂をシャワーですませていたり・・・・、
していませんか?

このような生活を続けてしまうと、自律神経も、うまく働かなくなり、胃や腸の運動も低下していまします。

汗もたくさんこの季節。
食事から、栄養をとって、元気にすごしましょう!

この時期にとっていただきたいものは、ミネラル

そしてビタミン

汗と一緒に、ナトリウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルがなくなっていくと、身体のだるさが出ていまします。
塩飴などがこの時期によく販売されていたり、スポーツ選手が舐めているのは、こういったことが関わっているからなのですね。
外に出ていったミネラルを補給するためにも、海藻やお野菜に含まれるミネラルをこの時期はしっかり取ることをおすすめします。

そして、糖質をエネルギーに変えてくれるビタミンB1

豚肉や海藻、大豆製品に多く含まれています。
ビタミンB1を身体の中にとどめやすくしてくれる、アリシンという成分を含むニンニクや玉ねぎも一緒に食べると吸収がアップしますよ。

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夏はBBQなどイベントがたくさん。

BBQでお野菜と一緒に豚肉もとってエネルギーチャージしてみるといいかもしれません。

また、冷たいものを取りすぎると、血液の流れが悪くなり、冷えを悪化することにも。
冷房による冷えも気になるこの時期。
なるべく常温のものを飲むようにもしましょう。

夏の暑さで身体が辛いという患者様も増えていくこの時期。

ぜひ、普段の服薬指導にお役立てください。

この記事を書いた人

秋吉 佑美(あきよしゆみ)

薬剤師
岡山大学薬学部 総合薬学科卒
料理栄養研究家、マクロビ上級

宮崎で生まれ、岡山、大阪で過ごし、宮崎にUターン。
薬剤師の仕事をしながら、栄養学に興味をもつ。
「私たちの身体は食べたもので出来ている」ということを日々の食生活で実感。
薬ではなく、食事で心と身体の元氣を伝えていきたいと思い2014年からブログを立ち上げている。
朝時間.jpにて朝美人アンバサダー兼任。
美容雑誌MAQUIAにて「チーム美セレブ」としても活動中。
薬剤師をしながら、栄養指導やレシピ制作を行っている。

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