こんにちは。
「薬学×栄養学」のコラムを担当しています秋吉佑美です。
カレーライスのお供といえば、
何を想像しますでしょうか?
福神漬け、らっきょうがメジャーだと思いますが、
らっきょうの栄養について考えてみたいと思います。
脇役かもしれないですが、らっきょうの栄養ってすごいんです。
薬局でも生活習慣病の方や、便秘で悩む方がいらっしゃるかと思います。
そんな時に、服薬指導のワンポイントアドバイスとしてらっきょうの栄養について頭の引き出しに入れておくことをオススメします。
熊本産の無農薬の土つきらっきょうが手に入ったので、私にとって、初のらっきょう漬け。
しか~し、下処理がこんなに大変なんて思いもせず。笑
無心になってしていました。
出来上がりはこんな感じになりました。
小さい時は、カレーについてるらっきょうは苦手だったのに、大人になって、大好きなる方も多いのではないでしょうか。
今回はこの「らっきょう」の栄養について解説します。
さて、きになる栄養について解説します。
らっきょうには疲れをとってくれるビタミンB1を身体にとどめてくれる、
「硫化アリル」が豊富。
この成分は玉ねぎにも豊富です。
ビタミンB1は、水に溶けやすい、水溶性ビタミン。
なので、身体になが~くとどめておくには、硫化アリルと一緒にとると良いですよ。
そして、「フルクタン」
これは、脂肪が身体にたまるのを予防してくれるので、ダイエットにも効果的。
もちろん、コレステロールが高めの方にもおすすめ。
そして、血糖値の上昇を抑えてくれる効果も。血糖値が気になる方にもおすすめです。
また、「食物繊維」も豊富なので、便秘気味の方にもおすすめ。
1日3食のご飯に付け合わせとして食べるといいでしょう。
ただ、食べ過ぎると、血流が良くなって食欲が増してしまったり、胃に負担がかかることがありますのであくまで、付け合わせは5粒くらいを目安に摂るといいでしょう。
カレーの付け合せとしてよく出る、らっきょう。
実は、こってりしたカレーの消化を助けてくれるのかなと思います。
やっぱり、食べ合わせには、「意味」があるので考えるとおもしろい。
そして、身体の中の活性酸素という、アンチエイジングに敵のものをなくしてくれる効果もあるので、女子の味方です。
メインではない食材ですが、ご飯のお供に加えて、健康維持に役立てる食材だと思います。
薬局では食事のことを聞かれる機会が多くあるかと思いますが、ワンポイントアドバイスとして「らっきょう」の栄養も頭に入れておくとよいでしょう。
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