グラクソ・スミスクライン株式会社は2014年7月4日、「アノーロ®エリプタ®」が慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解(長時間作用性吸入抗コリン剤及び長時間作用性吸入β₂刺激剤の併用が必要な場合)の適応で承認を取得したと発表した。
「アノーロ®」は長時間作用性抗コリン剤であるウメクリジニウム(UMEC)と、長時間作用性β₂刺激剤であるビランテロール(VI)が配合された1日1回の吸入剤である。承認された用量はUMEC/VIそれぞれ62.5μg/25μg。
厚生労働省によると、日本ではCOPDによる死亡者数は16,000人を超えると言われている。GSKジャパン社長フィリップ・フォシェは「COPDの早期診断と早期治療開始への取り組みは、日本の医療に貢献するために優先するべき活動と考えています。私たちは今後もCOPDの疾患啓発と研究開発、また的確な情報提供に努めてまいる所存です。」と発表している。
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