バイエル薬品株式会社(本社:大阪市)は経口抗凝固剤(選択的直接作用型第Ⅹa因子阻害剤)「イグザレルト®錠」(一般名:リバーロキサバン)について、静脈血栓塞栓症(VTE:venous thromboembolism)の治療および再発抑制に対する効能追加の承認申請を厚生労働省に行った。
VTEは、深部静脈血栓症(DVT:deep vein thrombosis)と肺塞栓症(PE:pulmonary embolism)の総称で、世界的に重要な死亡原因のひとつである。欧州では年間50万人以上、米国では年間 約30万人がVTEにより亡くなっていると報告されている。
VTEの治療は、従来から初期治療として主に未分画ヘパリンなどの注射剤投与を行った上で、 ワルファリンの継続投与が行われていたが、今回の申請によりVTEに対し、 新規経口抗凝固剤による新たな治療戦略の提供を目指すとしている。
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」のFacebookページに「いいね!」をすると、薬剤師が現場で活躍するために役立つ情報を受け取ることができます。ぜひ「いいね!」をよろしくお願いします。
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。
コメント欄ご利用についてのお願い
※コメントはサイト管理者の承認後に公開されます