2014年3月24日、グラクソ・スミスクライン株式会社は、クリンダマイシン(CLDM)1%-過酸化ベンゾイル(BPO)3%配合ゲルについて尋常性ざ瘡治療剤の効能効果で承認申請を行ったと発表した。
過酸化ベンゾイル(BPO)は、殺菌活性と角質剥離作用を有すると考えられる酸化剤で、海外で長年にわたり使用されている尋常性ざ瘡治療薬である。
尋常性ざ瘡(にきび)は「脂質代謝異常(内分泌的因子)」、「角化異常(過角化)」、「細菌の増殖」が複雑に関与した炎症性疾患として、思春期以降に顔面や胸背部を中心に種々の皮疹が生じる疾患である。
尋常性ざ瘡は疾患としての認知が未だ低く、治療薬も多くない中で、新たな選択肢の一つになる事を期待したい。
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