スギ花粉症はいまや日本人の2割が発症している国民病であります。 現在保険適応の治療法は抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、ステロイドなどの対症療法でしかありませんでしたが、2014年1月17日に鳥居薬品からスギ花粉症を対象とした減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬「シダトレン®スギ花粉舌下液」が保険適応されました。アレルギー免疫療法は、『根治が望める、また修飾できる唯一の治療手段』と、根本的治療と位置づ…続きを読む
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タダラフィル(シアリス)はED治療薬、原発性肺高血圧症治療薬に続き、前立腺肥大症(BPH)に伴う排尿障害の適応として2013年3月に日本新薬が申請しています。 (2014年1月現在申請中)すでに米国では2011年10月に前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬としてFDA(アメリカ食品医薬品機構)に承認されているのです。 ではなぜ、ED治療薬のシアリスが前立腺肥大症の排尿障害を改善するのでしょうか?前…続きを読む
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糖尿病は糖が尿中に出る病気でありますが、「尿中に糖が出る事が悪い」という常識を逆転させて開発されたのがSGLT2阻害剤です。SGLTやSGLT1とSGLT2の違いについてはこちらにまとめています。 ・SGLT1、SGLT2、SGLT3サブタイプの違い、存在部位は? SGLT2阻害薬がどのような作用機序で血糖値を下げるのか? メカニズムについて説明したいと思います。健康な方の腎臓(近位尿細管)…続きを読む
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最近は特に、気管支喘息、COPDといった呼吸器疾患に多くの吸入デバイスが発売になっています。 吸入指導を院内でされる医療機関もありますが、薬局薬剤師による吸入指導もアドヒアランスの向上に大きく関与できるのではないでしょうか。 また服薬指導だけでなく、今後は患者さんの個性に合わせて、最適な吸入デバイスを提案できることもアドヒアランス向上のカギになるでしょう。 今回は患者さんの個性に合わせて、…続きを読む
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DPP4阻害薬の次に上市された糖尿病治療薬がSGLT2阻害薬です。 SGLT2阻害薬は糖(グルコース)を尿から排出させる作用機序の薬です。 SGLTとは何なのか? SGLT2ってあるけど、他に数字があるのか? SGLTとサブタイプについてまとめてみました。 SGLTとは? SGLTとは Sodium-dependent GLucose Transporter (ナトリウム依存性…続きを読む
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Q:プレドニン錠5mgを半錠にした場合、自家製剤加算の算定は可能?? A:プレドニンの2.5mgは存在しませんが、他のメーカーからプレドニゾロン2.5mgの規格が存在するため、自家製剤加算は算定できません。…続きを読む
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「MR×薬剤師×経営者」現役薬剤師の『好流 伸(すきる のばす)』です このコラムを購読頂いてる先生方、明けましておめでとうございます。 2014年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、この季節はインフルエンザ、急性腸炎等の患者さんが増えてきて、忙しい仕事の時間をお過ごしではないでしょうか?? それと同時に、年末は薬局へのMRさんの訪問も多くありませんでしたか?? 今回は、角度を変え…続きを読む
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「イナビルはインフルエンザの予防投与できるの??」 インフルエンザの流行シーズンになり、近隣の医療機関から問い合わせがあるかもしれません。 イナビルは発売当初は予防投与の適応はありませんでしたが、2013年12月20日に予防投与の適応を取得しました。 予防投与の用法・用量 成人及び10歳以上の小児:ラニナミビルオクタン酸エステルとして20 mgを1日1回、2日間吸入投与 ちなみに予防投与…続きを読む
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Q:タミフル、イナビル、リレンザのインフルエンザ予防投与は保険適用可能?? A:予防投与の場合は保険適用外です。 自費扱いになります。 …続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川勇樹です。「白色ワセリンとプロペトどう違うのでしょうか??」 僕が新人薬剤師の頃、ふと疑問に感じて先輩薬剤師に聞いたところ、「ガソリンで言う、レギュラーとハイオクの違いみたいなものや」 と言われたのがとても印象に残っています。白色ワセリンとプロペトの違いは純度 「白色ワセリンとプロペトの違い」は純度の違いであり、 白色ワセリン<…続きを読む
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