Rhoキナーゼ阻害剤「グラナテック点眼液0.4%」世界初の作用機序を有する緑内障・高眼圧症治療薬承認取得

興和株式会社は、新規緑内障・高眼圧症治療薬である「グラナテック®点眼液0.4%(一般名:リパスジル塩酸塩水和物)」について、9月26日付で厚生労働省より製造販売承認を取得したと発表した。

「グラナテック®点眼液0.4%」は世界初の作用機序を有する緑内障・高眼圧症治療薬であり、Rhoキナーゼ(ROCK:Rho-associated, coiled-coil containing protein kinase)を阻害することにより、線維柱帯-シュレム管を介する主流出路からの房水流出を促進することで眼圧を下降させる。

新規作用機序の薬剤ということもあり、既存の緑内障治療薬で十分な効果が得られなかった患者さんにとって新たな選択肢となることを期待したい。

販売名
グラナテック®点眼液0.4%
一般名
リパスジル塩酸塩水和物
効能・効果
次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障、高眼圧症
用法・用量
1回1 滴、1 日2 回点眼する。

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