【三和・富士】痛風・高尿酸血症治療剤「ウリアデック®錠」、「トピロリック®錠」発売

株式会社三和化学研究所(本社/名古屋市、社長/山本一雄、スズケングループ)は、株式会社富士薬品(本社/さいたま市、社長/高柳昌幸)が創製し、両社が共同開発を進めてきた痛風・高尿酸血症治療剤「ウリアデック®錠」(一般名:トピロキソスタット)」を2013年9月4日に新発売したことを発表した。富士薬品からは「トピロリック®錠」として発売される。

「ウリアデック®錠」「トピロリック®錠」は、非プリン型の基本骨格を有するキサンチンオキシダーゼ阻害剤であり、プリン体の最終代謝産物である尿酸の生成に関与するキサンチン酸化還元酵素(XOR)に対し、選択的かつ可逆的な阻害作用により、尿酸の生成を抑制して血中尿酸濃度を低下させる。

尿酸は、ヒトに必須なエネルギーや核酸の原料となるプリン体の代謝経路の最終産物として、XOR の作用によりヒポキサンチンからキサンチンを経て産生される。

高尿酸血症は、体組織への尿酸塩沈着に基づく諸症状として痛風関節炎、痛風結節、尿路結石等の発症原因であることが広く知られている。また高尿酸血症は、肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病といったメタボリックシンドロームとの関連だけでなく、近年では慢性腎臓病(CKD)との関連についてもリスクが高まることが報告されている。

<ウリアデック・トピロリックの主な特長>
1.確実な尿酸低下作用
2.軽度~中等度腎機能障害の患者さんで用量調整が不要
3.中等度腎機能障害(CKD ステージ3)の患者さんでも90%の治療目標達成率
治療目標値:血清尿酸値6.0 mg/dL 以下

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