大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市)は、経口血糖降下剤「メトグルコⓇ錠250mg/500mg」(一般名:メトホルミン塩酸塩)について、2014年8月29日付けで2型糖尿病における小児の用法・用量を追加する一部変更承認を取得したと発表した。
日本の小児2型糖尿病患者数は、約1,000人と推計されている。その発症のピークは10~14歳であるといわれており、小児・成長期に発症した2型糖尿病患者が30~40歳代で重症合併症を併発しやすいことが大きな問題となっている。
今まで日本国内において小児の適応はSU剤のグリメピリドのみに限定されていたが、今回の承認取得により新たな治療の選択肢となる事を期待したい。
【小児の用法・用量】
通常、10歳以上の小児にはメトホルミン塩酸塩として1日500mgより開始し、1日2~3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日500~1,500mgとする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,000mgまでとする。
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