ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は2014年8月29日、GLP-1受容体作動薬ビクトーザ(一般名:リラグルチド)について、「2型糖尿病」を効能・効果とした一部変更承認を取得したと発表した。
これにより、単独療法およびこれまで併用が可能であったスルホニルウレア薬に加えて、その他の経口糖尿病薬およびインスリン製剤との併用が可能となる。
ビクトーザについて
ビクトーザは、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を血糖値に応じて促進させ、同時に、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制する。1日1回の皮下注射で優れた血糖改善効果を示し、単独療法では低血糖を起こしにくい点が特徴だ。
GLP-1について
GLP-1には、インスリンを分泌させる作用のほか、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制する作用もある。また、すい臓のβ細胞を増やす作用が動物で確認されている。そのほかの作用として、摂取した食物の胃からの排出を遅らせる作用や食欲を抑える作もある。
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