SGLT2阻害「カナグル錠」国内製造販売承認取得【田辺三菱】

田辺三菱製薬株式会社はSGLT2阻害剤「カナグル®錠100mg」(一般名:カナグリフロジン水和物)に関し、2型糖尿病を効能・効果として国内における製造販売承認を取得したと発表した。

「カナグル®錠」は、田辺三菱製薬が創製した世界初の経口SGLT阻害物質T-1095をルーツとする日本発のSGLT2阻害剤である。腎臓の尿細管において糖の再吸収に関与するトランスポーターであるSGLT2(ナトリウム-グルコース共輸送体2)を阻害することで、糖の再吸収を抑制、尿中に過剰な糖を排泄し、血糖低下作用を示す薬剤である。

SGLT2阻害薬はすでに4成分5薬剤が販売されている。今後SGLT2阻害薬を巡りメーカ間の競争が激化することが予想される。

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