カルニチン欠乏症「エルカルチンFF錠」剤形追加の国内承認取得【大塚】

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 岩本太郎、以下、大塚製薬)は、レボカルニチン製剤の新しい剤形として「エルカルチン®FF錠100mg」および「エルカルチン®FF錠250mg」(一般名:レボカルニチン)について、カルニチン欠乏症の効能・効果で6月26日に国内製造販売承認した。

大塚製薬は「エルカルチン®錠」を1990年に「プロピオン酸血症およびメチルマロン酸血症におけるレボカルニチン欠乏の改善」の効能・効果で発売し、2011年3月に「カルニチン欠乏症」の適応を取得している。

2013年2月に新有効成分として、レボカルニチン(フリー体、FF: Free Form)を用いた2製剤、「エルカルチン®FF内用液10%」と「エルカルチン®FF静注1000mg」を発売している。

しかし、従来の「エルカルチン錠」は塩化物であることから、錠剤から内用液剤に変更する場合やその逆の場合には、投与量の換算をして処方をしなければいけない複雑さがあった。

今回承認取得した「エルカルチン®FF錠」は、レボカルニチン(フリー体)を使用しているため、こうした投与量換算の複雑さがなく、医療現場における利便性の向上が期待される。

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