日本新薬はカナダのパラディン社から導入し開発を進めてきた経口持続性鎮痛剤「トラマドール塩酸塩1日1回製剤」(開発番号:NS-24)について厚生労働省に製造販売承認申請を行った。
疼痛・慢性疼痛治療剤「トラマール®カプセル25mg、同50mg」(1日4回製剤)として既に発売されているが、有効成分であるトラマドール塩酸塩に、パラディン社が所有する独自の放出制御技術(ContramidTM)を適用したもので、即放性を持つ周辺部分と、徐放性を持つ中心部分の二重構造により、速効性と持続性を両立させた製剤である。
既存の経口トラマドール製剤は全て即放性製剤であり、1日に複数回の服用が必要であった。1日1回投与にて有効性と安全性が確認できたことから服薬による身体的負担の軽減に繋げる事ができそうだ。
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