武田薬品工業は潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「Entyvio®」について、欧州委員会から販売許可を取得したと発表した。
効能・効果に関しては、「標準治療薬もしくは抗TNFα抗体による治療に対し、効果不十分、効果が持続しない、もしくは不耐性である、成人の中等度から重度の活動期潰瘍性大腸炎またはクローン病」であり、潰瘍性大腸炎およびクローン病両疾患について、初めてかつ唯一、同時に承認された生物学的製剤である。
潰瘍性大腸炎およびクローン病は、炎症性腸疾患の二大疾患といわれており、患者数は、欧州の約220万人を含め、全世界で400万人といわれている。今回新たな治療薬の誕生により、治療が困難な患者への新たな選択肢となる事を期待したい。
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