パーキンソン病薬「ラサジリン」テバ社と武田薬品で提携

テバ社と武田薬品工業は、テバ社が保有するパーキンソン病治療薬ラサジリン(一般名、以下「ラサジリン」)の日本における製品化に関する契約を締結したと発表した。テバ社により開発されたラサジリンは、欧州や米国をはじめとする世界40ヵ国以上で販売されているパーキンソン病治療薬である。

ラサジリンは、ドーパミンの分解酵素であるモノアミン酸化酵素B(MAO-B)の働きを阻害し、脳内のドーパミン濃度を高める事により、パーキソン病における運動症状などを改善する薬剤だ。テバ社と武田薬品は、テバ社の多発性硬化症治療薬グラチラマー酢酸塩に関する提携を昨年行っている。アンメットニーズが高い中枢神経系疾患領域においてさらなる提携を結ぶ事でシナジー効果を発揮する事が狙いだ。

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