2014年3月24日、イーエヌ大塚製薬株式会社は、「ラコール®NF 配合経腸用半固形剤」の製造販売承認を取得したと発表した。
「ラコール®NF 配合経腸用半固形剤」は、医薬品としては初の形状である半固形の経腸栄養剤であり、摂取エネルギー当たりの有効成分及びその含量は「ラコール®NF 配合経腸用液」と同一である。
医療現場において、胃が本来有している生理的な運動を引き起こすことを目的とし液剤の経腸栄養剤に添加物を加え半固形に調製し、胃瘻から投与する方法が行われている。しかし、半固形調製時には微生物による汚染の危険性や一定の品質の確保が困難であることも指摘されており、あらかじめ半固形である医薬品経腸栄養剤の開発が医療現場から望まれ開発に至ったとの事だ。
「ラコール®NF 配合経腸用半固形剤」は形状をあらかじめ半固形とすることで、調製時の微生物による汚染の機会を減らし、液剤の経腸栄養剤より短時間での投与が可能となる。
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