2014年3月19日、マルホ株式会社(本社:大阪府大阪市北区)は、尋常性ざ瘡の治療薬として開発中の過酸化ベンゾイル(一般名、以下、BPO)外用薬について厚生労働省に対し、製造販売承認申請を行ったと発表した。
尋常性ざ瘡とは「にきび」といわれ、毛包、脂腺に一致して発症し、面皰を初発疹として、毛包漏斗部の角化異常、毛包内への皮脂の貯留とアクネ菌の増殖による炎症を病因とする慢性炎症性疾患である。
BPOを含有する外用薬は欧米など多くの国で尋常性ざ瘡治療薬として販売されているが、日本では医療用医薬品としては承認されていない。日本皮膚科学会から、将来懸念される耐性菌の問題などを回避するために早期開発と承認を求める要望もあり、開発ならびに申請に至ったとの事だ。
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