2014年2月28日、武田薬品工業は酸関連疾患治療薬TAK-438(一般名:ボノプラザンフマル酸塩)について厚生労働省に製造販売承認申請を行った。TAK-438(一般名:ボノプラザンフマル酸塩)はカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(Potassium-Competitive Acid Blocker : P-CAB)と呼ばれる新しいカテゴリーの酸分泌抑制薬である。
胃壁細胞における酸分泌の最終段階に位置するH+, K+-ATPase(プロトンポンプ)をカリウムイオンと競合的な様式で阻害することにより、強力でかつ持続的な酸分泌抑制作用を持つ点が特徴だ。
また、従来のPPIはCYP2C19が関与していることから酸分泌抑制効果に個人差があったが、TAK-438はCYP2C19の関与が少ないことが示されている。
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