8月21日、エーザイはヘリコバクター・ピロリ除菌用3剤組み合わせ製剤の承認を取得した事を発表した。
プロトンポンプ阻害剤「パリエット」(成分名 ラベプラゾールナトリウム)と抗生剤2剤の3成分を1日分のシートにまとめた、一次除菌用の「ラベキュアパック400/800」と二次除菌用の「ラベファインパック」が承認された。
ピロリ菌除菌治療では、服用する薬剤の種類・量が多いことからアドヒアランスの低下が懸念されている。飲み忘れや飲み違いが除菌成功率の低下をもたらすだけでなく、耐性菌や副作用の発生にも繋がっている。
パック製剤にすることでアドヒアランスの向上を図ると共に、医療従事者にとって利便性を向上させる事も狙いだ。
ラベキュアパックは、パリエット、サワシリン(アモキシシリン)、クラリス(クラリスロマイシン)の3剤で除菌率は70~80%。
ラベファインパックは、パリエット、サワシリン(アモキシシリン)、フラジール(メトロニダゾール)の3剤で除菌率は80~90%になるという。
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