α7ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト作用 国際共同第3相試験を開始【田辺三菱】

2014年2月3日、田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市)は、エンヴィヴォ社(米国マサチューセッツ州)から導入したMT-4666 (EVP-6124、米国一般名:encenicline)をエンヴィヴォ社がアルツハイマー型認知症の患者を対象とした国際共同第3相試験を開始したと発表した。

 MT-4666は新規α7ニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト作用を有する化合物である。田辺三菱製薬は2009年3月にエンヴィヴォ社より日本を含むアジア地域における独占的研究・開発・販売および製造権を取得している

エンヴィヴォ社による海外フェーズ2b試験では、アルツハイマー病の認知機能および臨床症状において良好な成績をおさめており、新たなアルツハイマー型認知症治療薬として、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミンなどの薬剤との併用効果が期待されている。

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