【生化学工業】腰椎椎間板ヘルニア治療薬「コンドリアーゼ」製造販売承認申請

生化学工業株式会社は、腰椎椎間板ヘルニアを適応症とするSI-6603(一般名:コンドリアーゼ)について、2013年1月30日に厚生労働省に製造販売承認申請を行ったと発表した。


腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603 について

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の中心部分にある髄核や外側の線維輪の一部が突出することで脊椎周辺の神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす疾患である。SI-6603(一般名:コンドリアーゼ)は、髄核の構成成分であるグリコサミノグリカン(GAG)を特異的に分解するコンドリアーゼという酵素を利用した注射薬であり、椎間板内に直接投与することにより、GAG を分解して髄核を縮小させることで、神経への圧迫を減少させる効果が期待される。また、タンパク質を分解しないため、血管や神経などの周辺組織に影響を与えないとしている。

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