アステラス製薬株式会社は、日本において2013年3月に承認申請していた選択的SGLT2阻害剤 「スーグラ®錠 25mg、同50mg」(開発コード:ASP1941、一般名:イプラグリフロジン L-プロリン)について、2型糖尿病の効能・効果で製造販売承認を取得した。国内で初の選択的SGLT2阻害剤となる。
SGLTは細胞表面に存在する膜タンパク質で、ブドウ糖の細胞内への輸送をつかさどっている。SGLT2はSGLTのサブタイプの1つであり、腎臓近位尿細管でのブドウ糖再取り込みにおいて重要な役割を担う。スーグラ錠はこのSGLT2を選択的に阻害することで、ブドウ糖の再取り込みを抑制し、血糖値を下げる薬剤である。
製品名
スーグラ®錠 25mg、同 50mg(英名:Suglat® Tablets 25mg, 50mg)
一般名
イプラグリフロジン L-プロリン(英名:Ipragliflozin L-Proline)
効能・効果
2型糖尿病
用法・用量
通常、成人にはイプラグリフロジンとして50 mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら100 mg 1日1回まで増量することができる。
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