サノフィ株式会社は12月5日、抗血小板剤コンプラビン®配合錠(一般名:クロピドグレル硫酸塩/アスピリン、以下「コンプラビン®」)を発売した。
コンプラビン®は、抗血小板剤であるプラビックス®錠の有効成分クロピドグレル75mgにアスピリン100mgを配合した抗血小板剤の経口配合剤で、経皮的冠動脈形成術(PCI)施行中及び施行後の心血管イベント予防を目的とした二剤抗血小板療法(DAPT)に使用される。
サノフィ社が実施した調査によると、虚血性心疾患でPCIを実施している患者が服薬している薬剤種類は平均1日7.5種類であることに加え、約3割の患者さんがDAPTを目的として処方された薬剤を飲み忘れた経験があるという結果だった。
配合剤の発売によって、服薬アドヒアランスの向上と、服薬による患者負担軽減も期待できそうだ。
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