アストラゼネカ株式会社と小野薬品工業株式会社は、1日1 回経口投与の2 型糖尿病治療薬として申請中のdapagliflozin(一般名)に関して、日本におけるコ・プロモーション契約を締結したと発表した。
アストラゼネカは本契約と同時に、承認取得後のdapagliflozin を日本国内でアストラゼネカが商業化する独占的な権利をブリストル・マイヤーズスクイブから取得する。
ブリストル・マイヤーズスクイブとアストラゼネカはdapagliflozin の供給を担当し、小野薬品は流通・販売を担当する。アストラゼネカ株式会社および小野薬品は日本においてdapagliflozin の共同販促を行う事となった。
Dapagliflozin について
dapagliflozinは2 型糖尿病治療薬として承認された世界で最初のSGLT-2 阻害剤である。
腎尿細管でのグルコース再吸収を制御するナトリウム・グルコース共輸送体2(sodium-glucose cotransporter 2: SGLT-2)に対する選択的かつ可逆的な阻害剤であり、血液中の過剰なグルコースを尿と共に体外へ排出させ、血糖を低下させる薬剤である。
インスリンを介さずに空腹時血糖および食後の高血糖を改善する。また、 dapagliflozin(海外での製品名:FORXIGA®)はEU において、成人2 型糖尿病の適応症で、2012 年11 月に承認され、現在までに37 カ国(2013 年11 月末現在)で2 型糖尿病治療薬として承認されている。
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