ノバルティス ファーマ株式会社は、11月20日、慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Plumonary Disease、以下COPD)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の寛解を適応とした、1日1回吸入「ウルティブロ®吸入用カプセル」(一般名:グリコピロニウム臭化物/インダカテロールマレイン酸塩)を新発売したと発表した。
長時間作用性抗コリン剤(以下、LAMA)であるグリコピロニウム臭化物は、気管支平滑筋の収縮に関わるコリン作動性ムスカリン受容体に対して拮抗作用を示し、気管支収縮を抑制する。
長時間作用性β2刺激剤(以下、LABA)であるインダカテロールマレイン酸塩は、気管支平滑筋のβ2受容体に作用して気管支を拡張させる。持続的に気管支を拡張させるLAMAと、LABAを配合する事によって、今までステロイドが使用できなかった患者にも投与が可能となりそうだ。
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