エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、当社インドの工場で製造するリンパ系フィラリア症治療薬「ジエチルカルバマジンクエン酸塩(略称:DEC)100mg 錠」について、世界保健機関(以下WHO)への無償提供を開始したことを発表した。
開発途上国および新興国におけるWHOのリンパ系フィラリア症制圧活動を支援する事を目的としている。
リンパ系フィラリア症は、象皮病として一般的に知られており、蚊を媒介してヒトに感染する寄生虫症である。感染するとリンパ系機能障害を引き起こし、痛みと身体の一部に異常肥大を伴うリンパ浮腫など重篤な身体障害を発症する。現在、世界中で約1.2億人がリンパ系フィラリア症に感染しており、14億人以上の人々が感染リスクにさらされている。リンパ系フィラリア症の治療薬の一つであるDEC錠は、高品質な製品を安定的に手に入れることが世界的に困難な状況にあり、本疾患制圧に向けた大きな障害となっている。
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