【塩野義】HIVインテグラーゼ阻害薬Tivicay®(ドルテグラビル)を含む配合剤の新薬承認申請に関するViiV社の発表について

塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」)は、次世代インテグラーゼ阻害薬Tivicay®(テビケイ、一般名:ドルテグラビル)を含む配合剤について、本剤を開発中のViiV Healthcare Ltd.(本社:英国ロンドン、Chief Executive Officer:Dr. Dominique Limet、以下「ViiV社」)が、米国食品医薬品局(FDA)に対して新薬承認申請を行ったことを発表した。

本剤は、ドルテグラビルに核酸系逆転写酵素阻害薬であるアバカビルおよびラミブジンを配合し、1日1回1錠の簡便な服用を可能とした配合剤である。現在、HIV感染症治療においては、抗HIV薬による長期間にわたる多剤併用療法が標準的な治療法となっており、本剤は1日1回1錠の服用で治療を行うことができるため、HIV患者の服薬利便性を向上させ、治療の成功のために重要である長期の服薬遵守への貢献が期待される。

Tivicay®は、塩野義製薬とViiV社との共同研究開発から見出された次世代のHIVインテグラーゼ阻害薬である。2012年10月に発表したViiV社との契約の枠組み変更により、現在はViiV社が全世界での開発ならびに販売の権利を保有している。2012年12月には米国、欧州ならびにカナダの審査機関に対してTivicay®の新薬承認申請が行われ、既に米国FDAからは2013年8月に承認を取得し、販売が開始されている。

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