塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区)とニプロ株式会社(本社:大阪市北区)は、塩野義製薬が発売中の抗インフルエンザ治療薬・ラピアクタⓇの国内におけるコ・プロモーション契約を締結したと22日に発表した。
ラピアクタⓇは、塩野義製薬が2007 年に米国BioCryst 社から導入し、国内開発した抗インフルエンザ治療薬として、2010 年1 月から世界で初めて日本で販売を開始した点滴注射用製剤である。点滴という確実な投与により迅速且つ優れた解熱効果を有する点が特徴だ。
ニプロ㈱が輸液、注射シリンジなどの医療機器や医薬品などの事業展開を行っている一方、塩野義製薬はフィニバックスⓇやフロモックスⓇをはじめとする抗生物質の販売を通じて感染症領域における豊富な経験を有していることから、一般診療施設、特に小児科・耳鼻咽喉科での取り組みをより強化するために両社で協業する事を狙いとしている。
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