アステラス製薬株式会社と株式会社UMNファーマが共同で開発を進めている季節性組換えインフルエンザHAワクチンASP7374(旧開発コード:UMN-0502)の第III相臨床試験のうちの2試験において、被験者全例への治験薬接種が完了したと21日発表した。
2試験のうち、1つの試験では、20歳以上65歳未満の健康成人被験者900名を対象に、皮下接種でのASP7374と国内既承認孵化鶏卵ワクチンの免疫原性及び安全性を比較検討し、既承認ワクチンに対するASP7374の非劣性を確認することを主な目的としている。
もう1つの試験では、61歳以上の健康成人被験者55名を対象に、筋肉内接種でのASP7374の免疫原性及び安全性を確認することを主な目的としている。
ASP7374は、3種類の抗原からなる季節性組換えインフルエンザHAワクチンで、バイオ医薬品の次世代製造プラットフォームであるBEVS (Baculovirus Expression Vector System) を用いた細胞培養法で製造されており、米国では、Protein Sciences Corporationが本ワクチンについて、本年1月にFDAから承認を取得している。
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