プロペシアのジェネリック「フィナステリド錠」の作用機序・用法は?

AGA治療薬で5α-還元酵素II型阻害薬プロペシアのジェネリック(GE)がクラシエとサワイから発売になります。

2016年2月18日付けで厚生労働省より製造販売承認を取得。

規格はプロペシアと同じで、フィナステリド錠0.2mg/1mgになります。

フィナステリドの作用機序

抜け毛の原因となるのがジヒドロテストステロン(DHT)といわれており、ジヒドロテストステロン(DHT)はテストステロンが5α還元酵素によって分解されることで生成されます。

フィナステリド作用機序

5α還元酵素は1型と2型に分類されるのですが、フィナステリドは2型5α還元酵素を阻害することでジヒドロテストステロンの生成を抑え、抜け毛を抑えます。

フィナステリドの用法・保険は効く?

男性成人には、通常、フィナステリドとして0.2mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて適宜増量できるが、1日1mgを上限とする。

となっています。

プロペシアのジェネリックはすでにファイザーが製造販売承認を取得しています。

また、薬価未収載品のため、自費薬になります。

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