カルテオロール塩酸塩/ラタノプロスト配合点眼液、国内承認申請

非選択性β遮断薬のカルテオロール塩酸塩(ミケラン)と、プロスタグランジン関連薬であるラタノプロスト(キサラタン)の2つの有効成分を配合した点眼液について、大塚製薬が厚生労働省に製造販売の承認申請を行ったとプレスリリースで発表した。

カルテオロール塩酸塩は非選択性のβ遮断薬で、毛様体上皮における房水産生を抑制することで眼圧を下降させる。ラタノプロストは、プロスタグランジン関連薬(PGF誘導体)であり、プロスタノイドFP 受容体の活性化によるぶどう膜強膜からの房水流出を促進させることで眼圧を低下させる。

大塚製薬によると、国内の緑内障治療中の患者数は約54万人と推定されており、今後高齢化に伴い、よりアドヒアランスの向上が求められる。2成分の配合剤により、身体的負担の軽減に繋がることが期待される。

コメント欄ご利用についてのお願い

  • 薬剤師、薬学生、調剤事務、医師、看護師といった医療に携わる方が使用できるコメント欄となります。
  • 「薬剤師の集合知」となるサイトを目指していますので、補足・不備などございましたらお気軽に記入いただけると幸いです。
  • コメントの公開は運営者の承認制となっており「他のユーザーにとって有益な情報となる」と判断した場合にのみ行われます。
  • 記事に対する質問は内容によってお答えできないケースがございます。
  • 一般消費者からの薬学、医学に関する相談や質問は受けつけておりません。

※コメントはサイト管理者の承認後に公開されます

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」のFacebookページに「いいね!」をすると、薬剤師が現場で活躍するために役立つ情報を受け取ることができます。ぜひ「いいね!」をよろしくお願いします。

お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。

ページトップに戻る