非選択性β遮断薬のカルテオロール塩酸塩(ミケラン)と、プロスタグランジン関連薬であるラタノプロスト(キサラタン)の2つの有効成分を配合した点眼液について、大塚製薬が厚生労働省に製造販売の承認申請を行ったとプレスリリースで発表した。
カルテオロール塩酸塩は非選択性のβ遮断薬で、毛様体上皮における房水産生を抑制することで眼圧を下降させる。ラタノプロストは、プロスタグランジン関連薬(PGF2α誘導体)であり、プロスタノイドFP 受容体の活性化によるぶどう膜強膜からの房水流出を促進させることで眼圧を低下させる。
大塚製薬によると、国内の緑内障治療中の患者数は約54万人と推定されており、今後高齢化に伴い、よりアドヒアランスの向上が求められる。2成分の配合剤により、身体的負担の軽減に繋がることが期待される。
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