抗精神病薬・双極性障害治療薬ジプレキサ(一般名 オランザピン)について、新規格である「ジプレキサザイディス錠 2.5mg 」の製造販売の承認を取得したと日本イーライリリー株式会社がプレスリリースで発表しました。
ザイディスは、口腔内の唾液で速やかに崩壊する口腔内崩壊錠であり、すでに5mg、10mgが発売されています。錠剤タイプでは、2.5mg、5mg、10mgがすでに発売されており、ザイディスの2.5mgが追加になることで、よりきめ細かい対応が可能となりそうです。
ジプレキサ概要
製品名
ジプレキサ錠 2.5mg、5mg、10mg
ジプレキサ細粒 1%
ジプレキサザイディス錠 5mg、10mg (2.5mg が今回承認取得)
一般名
オランザピン
効能・効果
統合失調症 双極性障害における躁症状及びうつ症状の改善
用法・用量
統合失調症
通常、成人にはオランザピンとして5~10mgを1日1回経口投与により開始する。維持量として1日 1 回10mg経口投与する。なお、年齢、症状により、適宜増減する。ただし、1日量は20mgを超えないこと。
双極性障害における躁症状の改善
通常、成人にはオランザピンとして10mgを1日1回経口投与により開始する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は20mgを超えないこと。
双極性障害におけるうつ症状の改善
通常、成人にはオランザピンとして5mgを1日1回経口投与により開始し、その後1日1回10mgに増量する。なお、いずれも就寝前に投与することとし、年齢、症状に応じ適宜増減するが、1日量は20mgを超えないこと。
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