中外製薬は抗VEGF(血管内皮増殖因子)ヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブであるアバスチン点滴静注用100mg/4mL、400mg/16mLについて「進行・再発の子宮頸癌」に対する効能・効果追加の承認申請を厚生労働省におこなったと発表しました。
中外製薬のプレスリリースによると、子宮頸がんの新規罹患患者数は年々増加しており、2015年~2019年の年間平均新規罹患患者数は10,600人と推計されています。
今回の申請は国内、海外の第III相臨床試験の結果に基づいたもので、
標準化学療法(パクリタキセルとシスプラチン、またはパクリタキセルとトポテカン)単独群と、標準化学療法とアバスチン併用群に比べ、アバスチン併用時で全生存期間(OS)の延長(3.9ヶ月)、有意な無増悪生存期間(PFS)の延長(2.3ヶ月)、有意な腫瘍縮小率の改善が認められたとのことです。
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