「クラビット」「レボフロキサシンDSEP」「肺結核及びその他の結核症」の効能効果承認取得

クラビット錠、細粒を発売する第一三共、レボフロキサシン錠、細粒「DSEP」を発売する第一三共エスファ株式会社はプレスリリースにて「肺結核及びその他の結核症」の効能追加について承認を取得したと発表した。

結核の治療は

1.リファンピシン(RFP)+イソニアジド(INH)+ピラジナミド(PZA)+エタンブトール(EB)またはストレプトマイシン(SM)の4剤

2.リファンピシン(RFP)+イソニアジド(INH)+エタンブトール(EB)またはストレプトマイシン(SM)の3剤

がスタンダードとして確立されているが、副作用などが生じた場合、原因を特定し代替となる二次薬を追加することがある。二次薬としてクラビットなどのフルオロキノロン系(ニューキノロン系)抗菌薬が用いられることが多い。

しかし、日本においてフルオロキノロン系抗菌薬は公費助成の対象外であり、結核治療は長期に渡ることから患者さんの経済的負担が問題であった。今回の承認取得により、患者さんの経済的負担の削減と、また効能効果として承認されることで医療現場においては適正使用にも繋がることが期待される。

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