9月20日、Norgine BV(本社:オランダ アムステルダム、以下「Norgine社」)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)は、肥満症治療剤「オブリーン®錠120mg」(一般名:セチリスタット、以下「オブリーン」)について、武田薬品が厚生労働省より製造販売承認を取得したことを発表した。
オブリーンは、英国Alizyme Therapeutics Limited(以下「Alizyme社」)が創製したリパーゼ阻害剤である。Norgine社は、2009年10月に本剤に関する全ての権利をAlizyme社から獲得しており、武田薬品は2003年に日本における開発および販売に関する権利を取得している。
本剤は、消化管および膵臓から分泌される脂肪の分解酵素であるリパーゼを阻害し、消化管からの脂質の吸収を抑制することで体重を減少させるとともに、内臓脂肪を減少させ、各種生活習慣病パラメータを改善する。
今回の製造販売承認取得により、オブリーンは、脂質吸収を抑制する日本で初めての肥満症治療剤となる。
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