武田薬品工業株式会社は「タケキャブ錠」を含んだヘリコバクター・ピロリ除菌用パック製剤について、2015年3月26日、厚生労働省に製造販売承認申請を行った。
カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(Potassium-Competitive Acid Blocker : P-CAB)であるタケキャブ錠(一般名:ボノプラザンフマル酸塩)と、「アモリンカプセル」(一般名:アモキシシリン水和物)、「クラリス錠」(一般名:クラリスロマイシン)の3剤を組み合わせて1つのパッケージとした一次除菌用パック製剤、タケキャブとアモリン、「フラジール内服錠」(一般名:メトロニダゾール)の3剤を組み合わせた二次除菌用パック製剤の2種類。
武田薬品のデータによるとヘリコバクターピロリ菌の除菌率は、タケプロンを用いた場合は75.9%、タケキャブを用いた場合は92.6%ということもあり、承認されればピロリ菌除菌において「タケキャブ」を含んだパック製剤の処方機会が増えてくることが予想される。
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