ベーリンガーインゲルハイムは、プラザキサ(ダビガトラン エテキシラート)の特異的中和剤(idarucizumab)を欧州と北米にて販売承認の申請を行ったと2015年3月9日に発表しました。
第I相試験のデータでは、特異的中和剤(idarucizumab)投与後にダビガトランの抗凝固効果を迅速かつ持続的に中和させる効果が示され、また特異的中和剤(idarucizumab)投与後に過剰な凝固作用はみられないことも示されている。
プラザキサなどの新規経口抗凝固薬(NOAC)は効果発現と消失が速いが、出血緊急時の管理が確立されていないため,中和剤の登場が望まれていた。
実際の使用頻度は低いことが予想されるが、ベーリンガーインゲルハイムは特異的中和剤について抗凝固療法の発展における貢献と位置付けている。
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