イーケプラ錠(レベチラセタム)の部分発作に対する単剤での投与が承認されました。イーケプラ(レベチラセタム)は他の抗てんかん薬との併用の適応で2010年に日本で発売され、既に10万人以上に使用されている薬剤です。今までは「併用」の縛りがあったことから、他のてんかん治療薬と併用でしか投与ができませんでした。
一方海外のガイドラインでは単剤療法での、有効性エビデンスのレベルが高い薬剤であることから、日本においても単剤投与の治療が望まれてきました。厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」において、「部分発作に対する単剤療法」の適応取得に向けた開発要望が関連学会からあったことから今回の承認申請、承認取得に至ったとのことです。
イーケプラ®錠250mg、同錠500mg、同ドライシロップ50%
効能・効果
旧)
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん治療薬との併用療法
⇒
新)
「てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)」
イーケプラ点滴静注500mg
旧)
一時的に経口投与ができない患者における下記の治療に対するレベチラセタム経口製剤の代替療法
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん治療薬との併用療法
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新)
一時的に経口投与ができない患者における下記の治療に対するレベチラセタム経口製剤の代替療法
「てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)」
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