大日本住友製薬から発売されている、速効型インスリン分泌促進剤「シュアポストⓇ錠 0.25mg、シュアポストⓇ錠 0.5mg」(一般名:レパグリニド)が効能・効果を「2型糖尿病」に変更する承認を受けました。
以前までは、下記の制限がありました。
【効能・効果】
2 型糖尿病における食後血糖推移の改善
ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
(1)食事療法・運動療法のみ
(2)食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用
(3)食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用
(4)食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用
今回の承認で、
【効能・効果】
2 型糖尿病
に変更となります。
また念のため、用法・用量も記載しておきます。
【用法・用量】
通常、成人にはレパグリニドとして 1 回 0.25mg より開始し、1 日 3 回毎食直前に経口投与する。維持用量は通常 1 回 0.25~0.5mg で、必要に応じて適宜増減する。なお、1 回量を 1mg まで増量することができる。
また、添付文書上では
本剤は速やかなインスリン分泌促進作用を有する。その作用点はスルホニルウレア剤と同じであり、スルホニルウレア剤との相加・相乗の臨床効果及び安全性が確立されていないので、スルホニルウレア剤と併用しないこと。
とありますのでSU剤と同時処方の場合は疑義照会が必要になります。
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