診察料などの医療費は通常、消費税がかかりませんが自由診療など課税対象となる場合があります。 薬局で受け付ける処方箋もほとんどは非課税ですが一部課税となることがあります。 課税となるケースやその根拠についてまとめました。 消費税非課税となる医療費、課税となる医療費のまとめ 消費税非課税となる医療費 保険診療 保険証忘れによる自費診療 労災、自賠責保険の対象となる診療 学校保健…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「薬局長必見」薬事法規・調剤報酬情報 > 「薬局長は必見」薬事法規情報 > 保険制度
定義 クレアチンキナーゼ(Creatine Kinase)は筋収縮に関わる酵素です。 骨格筋、心筋、脳細胞に存在し、細胞が傷害されると放出されます。 筋力量に左右されるため、通常は男性のほうが数値が高くなります。 2つのサブユニットを持ち、M(Muscle)B(Brain)の組み合わせでCK-MM,CK-MB,CK-BBの3種類のアイソザイムが存在します。 アイソザイムの存在比としては脳…続きを読む
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こちらは薬局薬剤師、病院薬剤師に向けた教育目的の記事となっています。 定義 N-terminal prohormone of brain natriuretic peptide(脳性利尿ペプチドのN末端ペプチド)の略。 心筋の進展や圧上昇により主に心室から放出されます。 心不全の診断や重症度の目安として測定されます。 安定性が高いため血清採血で測定ができるので採血から測定までの時間が長く…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 臨床検査項目 > 心機能
こちらは薬局薬剤師、病院薬剤師に向けた教育目的の記事となっています。 定義 Brain Natriuretic Peptide(脳性ナトリウム利尿ペプチド)の略。主に心室で合成され、心室壁の進展や圧上昇によって分泌されるホルモンです。 心不全の診断や重症度の目安として測定されます。 preproBNP→proBNP→BNPという代謝経路で生成され、受容体に結合後ナトリウム利尿や血管拡張など…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 臨床検査項目 > 心機能
統合失調症、薬物依存、反社会的なバックグラウンドを持つ患者さんなど、日頃接する患者さんの中には対応に注意が必要な場合があります。 私も在宅患者さんにそのような事前情報があると身構えてしまいます。 どうすればそういった患者さんと、良い関係を築いて治療に参加してもらえるのでしょうか。 薬剤師よりも、より在宅患者さんの近くでサービスを提供する訪問看護師の眞榮和紘さんに対応困難患者さんと接する上での…続きを読む
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薬価収載されている経腸栄養剤には多くの種類があります。 味で選ぶことも多いと思いますが、含まれている栄養成分も少しずつ異なっています。 そこで栄養成分の違いをまとめました。 また、保険適用とはなりませんが服用患者の多いメイバランスについても一緒に比較を行いました。 栄養成分比較表 エネーボ・イノラス・メイバランスには微量元素が含まれる エネーボは発売当初、エンシュアやエンシュア・Hには…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 輸液・栄養製剤
ASTはアスパラギン酸トランスアミナーゼ(ASpartate Transaminase)の略。 肝臓をはじめ肝臓以外の臓器(心臓、骨格筋、血液)などからの逸脱酵素です。 細胞が傷害されると血液中に流出するため検査値が上昇します。 類似の検査値にALTがあります。 ASTが肝臓以外の臓器にも含まれるのに対し、ALTは主に肝臓に含まれます。 そのためASTの大小だけでなくALTと比較をするこ…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 臨床検査項目 > 肝機能
ALTはアラニンアミノトランスアミナーゼ(ALanine Transaminase)の略で肝細胞からの逸脱酵素のことです。 数値が高いと肝細胞が傷害されていることを示します。 類似の検査値にASTがあります。 ALTが主に肝細胞に含まれるのに対しASTは肝細胞以外の臓器(骨格筋、血液、心筋)などにも含まれるため数値の大小だけでなくAST/ALTを考慮することで肝臓での病変なのか、それ以外での…続きを読む
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「この薬いつまで14日制限だっけ?」 新薬を調剤するときに疑問に思うことはありませんか? 新薬は通常14日間の処方日数制限がつきます。 添付文書などに記載されていればよいのですがされていません。 薬価収載日すらも記載されていない場合があります。 この記事では制限解除のスケジュール、処方日数制限の根拠についてまとめました。 目次 新薬処方日数制限解除予定スケジュール一覧 直近1…続きを読む
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生化学検査のセットに入っているため採血を行ったらほぼ必ず検査をするカリウム値について解説します。 血清カリウムイオン(K+)とは 細胞外と細胞内の電位差を保つ役割や心臓の拍動などに影響を与えます。 通常細胞外は4 mmol/L程度ですが、細胞内は100mmol/L程度の濃度があります。 Na+やH+と交換されることで細胞内外の濃度を保っています。 正常値 3.6-4.8 mmol/L*…続きを読む
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