吸入指導加算が算定できるようになってから、 これまでにも増して吸入剤の服薬指導に注力するようになりました。 気管支喘息治療に使用される吸入剤には数種類あります。 シムビコートを使用していた患者さんがレルベアに変更になったり レルベアを使用していた患者さんがフルティフォームに変更になったりする場合があります。 変更の理由は何だろう? と疑問に感じ、それぞれの薬剤について掘り下げて調べたこ…続きを読む
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耳鼻科などで処方される機会の多いイソバイドですが、 調剤の際に注意すべきことが「互換性」です。 先日、下記の処方を受けました。 “【般】イソソルビド内用液 70% 1日量90ml 1日3回毎食後” 薬局に1包30mlの分包品しかなかったため患者さんに確認したこところ、 「分包品でも問題ないですよ」 との回答でした。 この場合、処方医に問い合わせなしで 分包品30ml、3包/日で…続きを読む
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2020年度の調剤報酬改定で 薬歴管理料にて吸入指導加算が算定できるようになりました 私の勤務する薬局の門前に呼吸器内科があり、さまざまな種類の吸入剤が処方されます。 これまでも投薬の際には吸入指導を行っていましたが、 操作方法や吸入動作の確認などで内服薬だけの患者さんに比べて手間や時間がかかっていましたので、 そこを評価してもらえるのはありがたいと感じます。 吸入剤については患者さん…続きを読む
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2017年からセルフメディケーション税制が開始され 医療費削減のためにも軽微な症状であればOTC医薬品を活用することが推奨されています。 その流れにより、スイッチOTCも年々増えてきていますし、 薬剤師が適切なOTC医薬品を選んで患者さんにお勧めする機会も増えてきているのではないでしょうか。 皮膚科でアレグラ(一般名:フェキソフェナジン)が処方されている患者さんが、スイッチOTCであるアレ…続きを読む
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2020年4月現在、新型コロナウイルス(COVIT-19)が全世界で猛威を奮っています。 WHOはパンデミックを宣言しました。 そんな中、私が勤務する調剤薬局に来局した患者さんが 新型コロナウイルスに感染していることが後日わかり 薬局は休業、職員もしばらく自宅待機となりました。 今後、感染の拡大に伴い、薬局においても、感染の疑いがある患者さんに対応しなければならない場合が増えるかもしれま…続きを読む
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気管支喘息やアレルギー性鼻炎に処方される機会の多いモンテルカスト錠。 一般名処方の場合、モンテルカスト錠をモンテルカスト口腔内崩壊錠で調剤することは可能ですね。 では、薬局にモンテルカスト錠の在庫がない場合など、 モンテルカスト錠をモンテルカストチュアブル錠で調剤することは可能でしょうか? 結論から言うと変更は「不可」です。 なぜなら、モンテルカスト錠とモンテルカストチュアブル錠には以下…続きを読む
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薬剤師であれば、授乳中の患者さんから次のような質問を一度は受けたことがあるのではないでしょうか? 「授乳中なのですがこの薬は飲んでも大丈夫でしょうか?」 「服用してからどれくらい時間をあければ授乳しても大丈夫ですか?」 先日インフルエンザに罹患した患者さんから 処方箋を受け取る際に同じような質問を受けました。 先生に授乳中ということを話し忘れたのですが大丈夫でしょうか? もし授乳が無理…続きを読む
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保湿剤として定番のヒルドイドシリーズ(ヘパリン類似物質製剤)ですが、 服薬指導の際に、 薬剤師 これは保湿剤です。 ですませていませんか? 投薬時の説明にあまり時間をかけられない場合もあると思います。 そこで、限られた時間の中で効果的に指導を行うことが重要となります。 ヒルドイドシリーズ(ヘパリン類似物質製剤)が処方されている患者さんへの指導の際に有効なキーワードは、 「皮膚のバリ…続きを読む
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2019年、私の勤務する薬局で厚生局による新規個別指導の機会がありました。 必ず来るものと分かっていても、 「ついに来たか・・・。」と まるで召集令状がきたかのような心境になるのが個別指導の案内ですね。 保険薬局の新規個別指導では 医薬品が添付文書に沿って適切に使用されているか、またそれらをチェックしているか 薬歴の必要項目をしっかり記載しているか という通常のチェックポイントに…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「薬局長必見」薬事法規・調剤報酬情報 > 「薬局長は必見」薬事法規情報 > 保険薬局個別指導
片頭痛に使用されるトリプタン系の薬剤の選択はどのようにされるのでしょうか? 女性の月経前後におきる片頭痛(月経時片頭痛)には、アマージ(一般名:ナラトリプタン)が処方される傾向があります。 それには理由があります。 頭痛の種類、女性ホルモンと片頭痛の関係、月経時片頭痛にアマージが選択される理由についてまとめました。 特に女性の月経時片頭痛でのアマージの処方は、薬剤師も知っておかないと間違っ…続きを読む
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