薬学部へ最小限の費用で行かせる方法

2006年に薬学部が6年制となって10年以上が過ぎました。

2019年時点で薬学部数は私立57校、国立14校、公立4校の合計75校と全国に多くの大学があります。
私も6年制薬学部を卒業し薬剤師となりました。

これから自分のお子さんを薬学部に行かせるとなった時に、
特に頭を悩ませるのが「お金の問題」ではないでしょうか。

薬学部へ最小限の費用で行かせるにはどのような方法があるのか、考えてみたいと思います。

学費だけでなく費用も考える

私は大学選びの要素として6年間でかかる「費用」及び「学費」をキーワードとして重要視しました。
薬学部は他の学部と比べて学費が高い傾向があります。

しかし6年間でかかる費用=学費ではありません。
一人暮らしをする場合は家賃・水道光熱費など毎月の出費と初期費用等がかかります。

初期費用 家具・家電・敷金・礼金・引越し費用など
30~50万円

毎月の出費 家賃・水道光熱費・食費など
約10万円

ざっと計算しただけでも6年間で700万円以上はかかりそうですね。
今回の計算では実家暮らしでもかかる通信費や交際費、大学の教科書購入代は含めずに考えたので、実際にはこれ以上のお金がかかると思っていただいて良いかと思います。

実家から通う場合でも電車賃なども考慮しなければなりませんが、今回のテーマである「最小限の費用で行く」には圧倒的に実家から通う事をお勧めします。

費用の大部分の学費を抑えるには

6年間でかかる「費用」の大部分を占める学費。

国立大学は初年度80万円前後(2年目以降は授業料のみ約54万円)。
公立大学も薬学部がある大学は4つあります。
学費は住んでいる地域により変わりますが、公立は国立に近い学費設定となっています。
私立大学は1年間200万円以上が平均額となっています。

よって国立・公立大学では6年間の学費が約350万円前後となります。
私立大学では6年間の学費が約1200万円前後となります。
その差は800万円以上と大きいですね。

やはり学費では国立・公立大学に分があると言えるでしょう。
しかし現在は私立大学でも特待生制度を採用している大学も多くあります。

薬学部 学費で選ぶ学校選びという記事で紹介した大学3校とは別に、「最小限の費用」でいくための私立大学薬学部を2校紹介します.

帝京平成大学 薬学部特待生制度がありその最上位である特待生Sでは6年間の授業料が全額免除となります。
※施設充実費などは別途かかります。
最大10名と狭き門ですが、全額免除は大きいですね。
薬学部のある中野キャンパスはJR中野駅から徒歩6分とアクセスが良く、通学費(定期代)の観点から見ても良いかと思います。

横浜薬科大学 特待生制度の最上位である特待生Sは授業料全額免除となり施設充実費のみ1年間の納付金が40万円と国立・公立大学をも凌ぐ金額となっています。
募集目安人数は5名と同じく狭き門ではありますが、特待生A・Bなども学費が多く免除されるので、非常に魅力的な大学といえるでしょう。

薬学部に最小限の費用で行くには「学費+その他」を意識しなければいけません。
また学校設備や国家試験合格率、大学理念やカリキュラムなども大学選びで重要な要素です。
費用の部分は大切ですがトータルで自分に合った学校選びをしていくことをおすすめします。

この記事を書いた人

テラモト

テラモト

日本薬科大学 薬学部 卒業
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師

日本薬科大学 薬学部卒業後調剤薬局チェーンに入社。
糖尿病・内分泌専門・小児科と管理薬剤師を複数店舗で経験。
現在現場の傍、人事部として新卒採用を担当。インターンシップ企画、実務実習計画など学生関連業務を中心に様々な業務に従事している。

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