錠剤が服用できない患者様にニフェジピンL錠10mgが処方された場合、どのように対応すればよいでしょうか?
ニフェジピンL錠10mgは徐放製剤のため粉砕は不可となりますので、同じ12時間持続製剤のセパミット−R細粒2%への切り替えの提案を行うことが考えられるのではないでしょうか。
なお、別規格であるセパミット細粒1%は単回投与時のtmaxは90分前後となっており、徐放製剤でないため注意が必要です。
10mgを食後に単回投与した場合のCmax、Tmax、AUCの比較です。
| 薬品名 | Cmax (ng/mL) |
Tmax (hr) |
AUC0-24hr (ng・hr/mL) |
| ニフェジピン錠L10mg(サワイ) | 48 | 3.5 | 245.5 |
| セパミット−R細粒2% | 58.8 | 4 | 299.7 |
セパミット−R細粒には「R」がついていますので、ニフェジピン「CR」と同等と勘違いしそうですね。
セパミット−R細粒はニフェジピン「L」と同等となることを頭に入れておくのがよいでしょう。
ちなみにセパミット−R細粒2%は0.5g包装が300包装のみ(2026年時点)となっていますので、当薬局では何度か不動在庫→廃棄となっています。
参照
ニフェジピン錠L(サワイ)インタビューフォーム
セパミット販売会社 日本ジェネリック DI
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