現在、SGLt2阻害薬はスーグラ錠をはじめ、合計6種類の上市が予定されています。
新しい作用機序の糖尿病治療薬であり、専門医中心に薬効の評価、副作用について検討されていくと考えられます。
SGLT2阻害剤特有の副作用についてご紹介します。
作用機序から、SGLT2によるグルコース再吸収を阻害するため、尿中グルコース排泄量の増加により浸透圧利尿によって、正常患者と比べ、尿量が約200ml増えると言われています。
特に夏場や高齢者にはこまめに水分摂取をするように指導しましょう。
男性より女性に多い傾向あり。
女性は自発的に症状を訴えないことが多いために定期的な問診が必要とされています。
現在の臨床試験の報告を解析すると、尿路感染症はプラセボ群と比べほぼ同等とのことです。
しかし、性器感染症はプラセボ群に比べ明らか高い傾向にあるようです。
海外では1年前から臨床使用されていますが、尿路、性器感染症両方とも発症率は海外に比べ国内報告は低い傾向にあるようです。
2014年3月現在にわかっている情報をまとめています。
糖尿病患者に安心かつ継続的に使用されていくのに、薬剤師の副作用チェックは必須です。
日頃の患者との服薬指導に注意していきましょう。
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