最近、メディアで話題があがっているこの薬。服用している患者さんはもちろん、そうでない方でも不安に思っていることがあるのではないでしょうか? 薬剤師としてどのような対応していますか? 患者さんの不安を少しでも取り払ってあげるのも、薬のプロの薬剤師の指名ではないでしょうか?? その前に、理論武装としてARBについて少しまとめてみたいと思います。
図1 現在国内で発売中のARB
現在、発売になっているARBは古くはニューロタンから最新のアジルバまで7種類です。(図1参照)
図2 主要降圧薬の積極的適応について
※1 少量から開始し、注意深く漸増する。
※2 非ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬
※3 冠攣縮性狭心症には注意
※4 ループ利尿薬
※5 メタボリックシンドローム
※6 ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬
出所 日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2009」
「高血圧治療ガイドライン2009」を見てもARBは、脳,心,腎,の臓器合併症や糖尿病などを有する症例で第一選択薬として用いられる可能性が高い薬剤と考えられます。 薬剤師としての対応は、ディオバンの服用に不安を感じている患者さんに対して、 先ずはARBは臨床上、服用意義の高い薬剤であることは変わらない事をお伝えして理解いただくことが必要でしょう。 次回は患者さんがよく気にされる、副作用、忍容性について考えてみたいと思います。
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