セレコックスと言えば、 「NSAIDSとしては胃に優しい」 「COX2を選択的に阻害する」 といったイメージのある薬剤だと思います。 では、なぜセレコックスがCOX2を選択的に阻害するのでしょうか? セレコックスの構造式からCOX2を選択的に阻害する理由を解説したいと思います。 COX1とCOX2の違い・セレコックスが胃腸負担の少ない理由 まずはCOX1とCOX2の違いについてみ…続きを読む
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「薬剤師免許があれば大丈夫」 そう思っている薬剤師さんは多いのではないでしょうか? 薬剤師はもはや、超売り手市場ではなくなった 私が採用業界に入ってそう感じるようになりました。 登録販売者という制度ができ、ドラッグストアから調剤薬局に転職する薬剤師さんが増えています。 また団塊の世代の方々が製薬メーカーなどを定年で退職され、調剤薬局に転職されるケースも増えてきました。 年齢が高く、…続きを読む
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薬剤師国家試験ではよく目にした「ISA」。 薬局の現場ではあまり考慮するケースが少ないかもしれませんが、忘備録もかねて説明していきたいと思います。 ISAとは? ISA=Intrinsic Sympathomimetic Activity の頭文字をとったもの 。 Intrinsic=本来備わっている Sympathomimetic=交感神経様作用 Activity=活動的 …続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 循環器科
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」運営会社の伊川勇樹です。 先日テレビ東京系列の「ワールドビジネスサテライト」で調剤薬局業界が特集で組まれていましたね。 今や薬局の数は5万5千軒超。 医薬分業という追い風に乗り、右肩上がりで増え続けた調剤薬局は、コンビニの数を超え、成熟期を迎えた今、業界の再編が急速に進んでいます。薬局業界は自動車メーカーなどと違い、上位の大手薬局チェーンによる市場占有率が1…続きを読む
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「大手薬局チェーンと中小薬局ならどっちがいいの?」就職活動する薬学生から進路の相談でよく受ける質問です。私自身が大手の会社から個人経営の会社まで在籍した経験からそれぞれのメリットを考えてみました。大手薬局に就職するメリット ・研修体制が充実している ・福利厚生がしっかりしている ・役職などあり、長期的なキャリアプランを描きやすい ・色んな特徴のある店舗がある為、マンネリ防止になる ・同期が…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川です。 薬剤師=高給取り 一般的にそのようなイメージを持たれる傾向にあると思いますが、薬剤師、薬学生の皆さんは果たして薬剤師の給料に対してどのようなイメージを持たれているでしょうか? 私が生まれ育った愛媛県では薬局経営者の羽振りがよかったためか、薬学生のころは薬剤師になれば年収1000万くらいにはなるだろうとイメージしていました。…続きを読む
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SGLT2阻害薬が多数発売される中、日本で一番最初に上市されたスーグラ錠。 メーカーからの市販直後調査から、服薬指導の際の注意点をまとめてみました。低血糖の副作用に注意 スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、インスリン製剤との併用で低血糖が報告されています。メーカーとしてはこれらの薬剤を併用する場合、これらの薬剤の減量を検討する事と注意喚起をしています。 体液量減少(脱水など) 有害…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 内分泌/代謝
最近、医療従事者向けの情報誌だけでなく、JRや地下鉄などのドアにまで薬剤師転職サイトの宣伝を見かけるようになりました。 2012年の厚労省の報告によると、日本の薬剤師の数は28万人。日本の人口が1億2千万人ですので薬剤師が総人口に占める割合はたった0.2%でしかありません。それでもJRに広告を出せるのは、薬剤師の転職にニーズがあり、転職支援会社が収益を出せている証拠なのでしょう。 では薬剤師が…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師キャリアアップ情報 > 薬剤師・薬学生のための就活講座
薬剤師と求人企業が直接繋がるダイレクトリクルーティングを浸透させる事で業界を活性化したいきっかけは自分自身の転職活動でした。数年前、薬剤師として私自身が転職活動をした時のこと。インターネットで仕事を検索しましたが、ほとんどの求人情報が非公開になっていた為、主体的に就職活動を行う事が難しい状況でした。また薬剤師として活動していくうちに知り合った多くの採用担当者・経営者様からもこのような声を聴きました…続きを読む
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2種類以上の点眼剤の併用について、眼科の処方せんを多く受ける薬局では当たり前な内容かもしれませんが、急に患者さんに聞かれた時のためにも少しまとめてみます。 1.最も効果を期待する重要な点眼薬は最後に点眼する。 2.懸濁性点眼薬は,水に溶けにくく吸収されにくいので後から点眼する。 3.油性点眼液と眼軟膏は疎水性であり水性点眼剤をはじくので後に点眼・点入する。 4.点…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 眼科用薬
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