「尿が我慢できない・・・」 「トイレに行くまでに尿を漏らしてしまう・・・」 「夜中のトイレの回数が増えた・・・」 薬局でこのような相談を受けることはないでしょうか? また最近では製薬メーカーが「過活動膀胱」のCMを流していることから、患者さんからも過活動膀胱について相談を受ける機会があるかと思います。 過活動膀胱の第一選択薬である抗コリン薬について特徴や服薬指導の注意点についてまとめまし…続きを読む
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リウマトレックス(一般名:メトトレキサート)などの従来型抗リウマチ薬(csDMARDs)で関節の腫れや痛みなどの症状が改善しない場合に、生物学的製剤が使用されることがあります。 抗リウマチ薬の生物学的製剤はbDMARDs(Biological DMARDs)とも呼ばれます。 bDMARDsは作用機序で分けると大きく下記の3つに分類されます。 ①TNFα阻害薬 ②抗IL-6受容体抗体 ③…続きを読む
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脂質異常症治療薬の新しい作用機序の注射薬がPCSK9阻害薬です。 PCSK9阻害薬の効能・効果は「家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症」となっており、「心血管イベントの発現リスクが高く、HMG-CoA還元酵素阻害剤で効果不十分な場合に限る」という縛りがあります。 またスタチン製剤と併用しなければ処方ができません。 PCSK9阻害薬について作用機序やスタチン…続きを読む
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みなさんの薬局ではどのような流れで特定薬剤管理指導加算を算定していますか? 本来は服薬指導が終わった後に、薬剤師が加算の有無を判断し、お会計となっていますが、現状は理想通りにいかないケースもあるのではないでしょうか。 「ハイリスク薬がある場合は全て加算を取っている」 「算定方法は事務さんに任せっきり・・」 そんな薬剤師が注意をしなければいけないのは、ハイリスク薬に該当しても特定薬剤管理指導…続きを読む
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EPAの入った高脂血症治療薬にエパデールとロトリガがあります。 薬局では、 「TGが下がらない場合にエパデールからロトリガへの切り替え」 「値段が高いからロトリガからエパデールのジェネリックに切り替え」 といったケースに遭遇することもあるかと思います。 エパデールとロトリガの作用機序、違い、服薬指導での要点についてまとめました。 イコサペント酸エチル製剤一覧 エパデールの有効成分はイ…続きを読む
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中性脂肪がなかなか下がらない、HDLコレステロールが低い場合に処方されるのがフィブラート系の薬剤です。 フィブラート製剤について、 「作用機序」 「代表的な薬剤の比較」 「スタチン併用時の注意点」 について薬局での業務に必要な情報に絞ってまとめました。 日々の薬剤師業務のお役に立てると幸いです。 フィブラート系薬剤一覧 日本で上市されているフィブラート系の薬剤は下記の4成分となりま…続きを読む
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HMG-CoA還元酵素阻害薬であるスタチン系薬剤は6成分が上市されています。 LDLコレステロールが高い場合、スタチン製剤が第一選択薬となるため、薬局でも取り扱う機会が多いのではないでしょうか。 スタチン製剤が処方される患者さんへの服薬指導に役立てるために、 「強さの違い」 「作用機序」 「スタチンと併用に注意するもの」 「服薬指導・薬歴記載の要点」 についてまとめてみました。 ス…続きを読む
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こんにちは。 薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」の伊川です。 「ボーナス直後は求人が多くなります。今があなたにベストの時期!」 「繁忙期の冬場は年収交渉も有利に!ボーナス貰って転職を考えませんか?」 6年くらい前に登録した転職支援会社から、今でもこのようなメールが送られてきます。 転職支援会社に登録された方なら僕と同じようなメールを受け取った経験はあるのでは…続きを読む
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ヒトの腸の中は数百種600兆個以上の様々な細菌や微生物によってバランスを保たれた生態系として成り立っています。 この生態系のことを腸内細菌叢(読み方:ちょうないさいきんそう)と呼ばれます。 また腸内を覗くと植物が群がるお花畑のような風景が広がっていることから、「お花畑=flora」をとって腸内フローラとも呼ばれます。 何らかの理由で腸内細菌叢のバランスが崩れると下痢や便秘、腹部膨満感といった…続きを読む
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一般的にマネジメントの3つの視点は 人 モノ お金 といわれています。 その中で今回は「お金の流れ=キャッシュフロー」に注目したいと思います。 処方箋枚数や技術料の目標はあっても「キャッシュフロー」について意識する機会はサラリーマンの場合は少ないのではないでしょうか。 しかし、店舗レベルでキャッシュフローを意識しなければ最悪「黒字倒産」に陥ってしまうことがあります。 「黒字倒産」を…続きを読む
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