2020年8月31日に薬剤師法・医薬品医療機器等法が改正され 「調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると認める場合には、患者の当該薬剤の使用の状況を継続的かつ的確に把握するとともに、患者又は現にその看護に当たっている者に対し、必要な情報を提供し、及び必要な薬学的知見に基づく指導を行わなければならない」 という一言が追加され、薬剤師に継続的な薬学管理(フォローアップ)の義務が規定されました。 …続きを読む
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近年、第二世代抗ヒスタミン薬やフルナーゼのスイッチOTC化が益々進み、更に低価格で購入可能なプライベートブランド等も充実し、もはや花粉症は通院不要で対処可能な症状となりました。 特に2021年では、新型コロナウイルス感染症による受診控えもあり、市販薬の販売量が増加することが見込まれます。 そこで、第二世代抗ヒスタミン薬について、薬剤師として患者に合った薬剤を選択できるようにしておきたいところで…続きを読む
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市販薬で唯一の発毛成分であるミノキシジルは、これまで国内においてリアップ(大正製薬)のみの独占販売でした。 しかし、大正製薬が持つミノキシジル関連特許が切れたことで、ロート製薬の「リグロEX5」や、興和薬品の「リザレックコーワ」、アンファーの「スカルプD メディカルミノキ5」など、他の製薬会社からも続々とミノキシジル製剤が発売され、製剤市場が活発化しています。 そんな中、2020年4月に、医薬…続きを読む
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2019年にペットアレルギーを抑えることを謳った「ムヒDC速放錠」が発売され、ドラッグストアにも多く問い合わせがきています。 この製品は第二世代抗ヒスタミン薬であるメキタジンを含みますが、既にスイッチ化している成分であり、本成分を含有している製品も多くあるため、既存品と違いがあるのか調査しました。 市販のメキタジン含有製品は下記の4種類に大別されます。 高用量メキタジン製剤 皮膚症状用…続きを読む
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【般】イソロイシン・ロイシン・バリン配合顆粒4.73g 3包 1日3回毎食後 以前、私の勤める薬局で受けた処方ですが、薬局にある在庫はアミノバクト配合顆粒4.74gのみしかありませんでした。 調べると1包が4.73gの製剤はブラニュート配合顆粒のみ。 いずれも分岐鎖アミノ酸製剤であるリーバクト配合顆粒の後発医薬品ですね。 1包あたりL-イソロイシン952mg・L-ロイシン1904…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 肝疾患治療薬
ある日、普段あまり来ない内科の処方箋で、 【般】フェノフィブラートカプセル100mg 1錠 1日1回 という記載がありました。 先発品のトライコア錠は53.3mgと80mgしかないのに、100mgカプセル規格を在庫しているはずもなく、後発医薬品検索しても販売している同規格は、フェノフィブラートカプセル100mg「KTB」(寿製薬)のみ。 卸に電話してもすぐに用意はできないとの返答がありまし…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 脂質異常症用薬
ワルファリン服用中は納豆などのビタミンKが多く含まれる商品を避けるように服薬指導しなければいけないけど、納豆味のうまい棒など納豆を加工した食品はどうなんろう・・・。 以前、ワルファリンカリウム(商品名:ワーファリン)を服用している小児患者のご家族から、「PT-INRが安定しない」というご相談がありました。 併用注意となるような薬剤を服用しておらず、肝機能や腎機能にも異常は見られないことを確認し…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 抗血栓薬
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