薬局は、医薬品の品質、有効性及び安全性の確保という法律上の責務を負っており、医薬品の適正な流通、保管、使用においてゲートキーパーとしての役割を担っています。 それ故、日々の業務で多くの公的書類を受領、作成しているわけですが、これらの書類にはしっかりと必要事項を記録し、必要な期間保存することが法令上定められています。 しかし、保存書類の種類が多岐に渡る上に、それぞれの法定保存期間には、別々の法令…続きを読む
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薬局の運営を行う上では、「健康保険法」や「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に代表される関係法律やそれらの政令、省令、告示、通知等を遵守しなければなりません。 行政通知には、法的拘束力はありませんが、厚生局の法令解釈や審査基準に大きく影響を与えるものであるため、実質、遵守事項になろうかと思います。 今回は、多々ある法規定の中で、薬局における法定掲示物を整理したいと…続きを読む
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平成30年度診療報酬改定で新設された地域支援体制加算の要件に、 「副作用報告に係る手順書の作成と報告実施体制」 「プレアボイド事例の把握・収集に関する取組」 が真新しいものとして追加されました。 これまでは、薬局がどのように社会に貢献しているのか分からない、見えないと言われ続け、国の行政レビュー等においても、保険点数の評価に疑問符が投げかけられていました。 そのような状況の中で、今回の2…続きを読む
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厚労省が公開している一般名処方マスタの導入に係る経過措置期間が終了したことで、診療報酬点数の医科における一般名処方加算1の算定要件として、平成29年4月から後発品の存在する全ての医薬品(2種類以上の後発品があるものに限る)を一般名処方することが必要となりました。 そのため平成29年4月以降、薬局では一般名処方の処方せんを見かけることが多くなったかと思います。 調剤薬局にとっては、一般…続きを読む
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変更調剤については、平成24年3月の厚労省通知「処方せんに記載された医薬品の後発医薬品への変更について」において、現行ルールが示されています。 先発品→後発品 後発品→後発品 一般名→後発品・先発品 というのが原則的なルールですが、この変更調剤の意図は、後発品の使用促進であるので、一般名処方を除き、薬価基準収載品目リスト(以下、薬価収載リスト)上の後発品の区分でない薬剤へは、原則、…続きを読む
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非ステロイド性抗炎症薬(以下、NSAIDs)には、その副作用として胃腸障害が知られています。 よくNSAIDsを投薬時に患者さんへお伝えすることとして、 「食後に服用してくださいね」 といったフレーズがあるかと思いますが、今回は、ちょっとその理由を少し詳しく考えてみたいと思います。 NSAIDsによる胃腸障害の発生機序(メカニズム) NSAIDsによる胃腸障害の…続きを読む
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